冷や汗、脂汗、どちらも日常生活でも使いますよね。
一見同じように見えますが、実際にはどのように違うのでしょうか?
辞書を引いてみると
・冷や汗
恐ろしかったり、ひどく恥ずかしかったりした時に出る汗。
・脂汗
じっとりとにじみ出る汗で、特に緊張するときにかく汗。
と掲載されています。
一方医学的に見た場合
・冷や汗
文字通り暑くもないのに「ヒャッ」としたり「ドッキリ」した時
に出る汗のことを言います。なぜ冷や汗というかというと、その時
に皮膚が冷たくなっているということからこのように呼ばれています。
この症状は、精神性発汗と同じ仕組みで起きますが、皮膚の血管
の収縮や鳥肌など寒い時に起こる反応と一緒に起こるという
特徴があります。
・脂汗
皮脂腺の分泌が多い額や鼻、あごなど顔を中心に脂ぎっている
汗。もしくは強い痛みなどを受けた時にじんわりと出てくる汗の
ことを言います。人前で話しをするなど緊張した時に脇にかく
汗もこの脂汗ですね。